INDEPENDENT:5thSeasonSelection / JAPAN TOUR

 

2026年7月16日(木)~9月6日(日)
 
主催・企画・製作:(株)INDEPENDENT
 
5年を1シーズンと区切り、25年以上継続されている最強の一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT」。2026年夏は5thSeason(2021~2025年)に製作上演された作品から選抜された作品で再び全国ツアーを回ります!

 
 
■「はぐ」
  出演:犬養憲子(芝居屋いぬかい)×脚本・演出:大迫旭洋(プレグラ)
 2023年初演/本拠地:沖縄 with 福岡
 
■「開園まで」
  出演:おぐりまさこ(空宙空地)×脚本:鹿目由紀(劇団あおきりみかん)×演出:関戸哲也(空宙空地)
 2025年初演/本拠地:名古屋
 
■「名前のつかない有様に」
  出演・振付:尾沢奈津子(N-Trance Fish)×脚本・演出:勝山修平(彗星マジック)
 2022年初演/本拠地:大阪
 
■「Too Late To Die」
  出演:亀山貴也×脚本・演出:二朗松田(カヨコの大発明)
 2023年初演/本拠地:大阪
 
■「ケンジとトシ」
  出演:澤井里依(EVKK)×脚本・演出:遠坂百合子(劇団Little★Star team Spica/リリーエアライン)
 2024年初演/本拠地:大阪
 
■「Aさんの故郷、野田村を訪ねて」
  出演・脚本・演出:柴田智之(Atelier柴田山)
 2025年初演/本拠地:札幌
 
■「屋久島の女」
  出演:丹下真寿美(T-works)×脚本・演出:末満健一(ピースピット)
 2025年初演/本拠地:大阪 with 東京
 
■「マイゴ」
  出演:福田恵×脚本:どくさいスイッチ企画×演出:大沢秋生(ニュートラル)
 2022年初演/本拠地:大阪 with 東京
 
■「よあけのみち」
  出演・脚本・演出:藤原瑞基(劇団ちりぢり)
 2021年初演/本拠地:盛岡
 
■「蟲」
  出演:山田蟲男(突劇金魚)×脚本・演出:サリngROCK(突劇金魚)×原作:江戸川乱歩
 2021年初演/本拠地:大阪
 

ラインナップの選考にあたって

この10作品で大阪・東京を、さらにこの中から都市ごとにセレクトされた作品で仙台・札幌・沖縄・福岡・名古屋の合計7都市を回ります。
選ばれたのはこの10作品でしたが、5th Seasonの5年間に参加した大阪本戦58作品(2021年だけトライアル含み10作品)、地域版やトライアル予選も合わせた5年間171作品があってこの企画が成立しています。
全ての作品と参加者の皆様に深く感謝いたします。
誰一人同じ人が居ないように、どの作品も唯一のもので、INDEPENDENTにとってかけがえの無い存在です。それは今シーズンに限らず、25年の歴史で生み出されてきた713作品全てがそうです。

そんな中からわずか10作品を選ぶというのは、自分の身体を切り刻むような思いでした。
今回が5度目のセレクションですが、その難しさ苦しさは回を重ねるごとに増しています。
今シーズンのINDEPENDENT大阪本戦で上演された作品は、各地域版から招聘されてくる作品のレベルが格段に上がり、それを迎え撃つ関西勢のクオリティもさらに高まり、ご覧頂く方の好みに合う合わないはあったとしても、クオリティとして疑問符が付くような作品は無かったと自負しています。
その中から10作品を選ぶ…。どんな無理ゲーでしょうか。でも、それをやるのがINDEPENDENT。
そこを目指して来た人にも、ただ純粋に面白い一人芝居が創りたいと挑戦した人にも、演劇作品との幸福な出会いを求める観客にも応えられる、納得してもらえるものを選ぶ使命があります。

INDEPENDENT:25が終幕し、シーズンが終了した直後の2025年12月頭にINDEPENDENTクリエイティブチーム(技術・制作スタッフ)で作品振り返り会(全作品の各々の感想や評価を聞く会)を実施しました。全会一致で支持を集める作品もあれば、誰かの心に強烈に響いた作品もありました。
クリエイティブチーム内でも、様々な意見があるという事です。だから当然、参加してくれた創り手の皆さんや観客の皆様にもそれぞれ想い描くラインナップがきっとある。
それでもその中で選び出したのがこの10作品です。

このラインナップの中には、過去のセレクションに選出された経験のある俳優や脚本演出家が複数います。
「見覚えのある感じだ」「過去既にチャンスを貰った人を選ぶ必要があるのか」という意見もあるかもしれません。それは否定しません。ですが揺るがない事実があります。
生み出した作品が圧倒的に素晴らしいからセレクションに選出されたという事です。
何かを続けている人ならば理解できると思いますが、一つ成果を出した自分を再び超えるという事はとても難しく、苦しい事です。過去の評価に甘えることなく、さらに高みを目指して研鑽を重ね、それを成し遂げたから選ばれた。シンプルな答えです。

そして今回、セレクションとしては初めて男女比が4:6になっています。作品ありきでジェンダーバランスを最優先として選考している訳ではないのですが、これまで自然と5:5になっていました。
これは5thシーズンに挑んだ俳優が女性の方が多かった事、評価された作品が女性が演じたものが多かったという帰結かと思います。

世代に目を移すと、今回は30代以上の中堅・ベテランのみというラインナップになりました。
正直、ここには葛藤もありました。世代もバラバラの方が良いし、若手に喰い込んできて欲しい。実際若手でも最終候補に残る素晴らしい作品はありました。クリエイティブチーム内でも「1作品くらいは若手を入れておくべきか?」という議論もありました。合わせて「もはや10作品に収まらないのでは…。」という議論も。
継続を旨としている企画だからこそ、将来の可能性を育てる為にも若手にチャンスをというのも一つの答えです。
ですが「INDEPENDENTのセレクションとは何か?」を熟慮した結果、純粋に「作品」のみで選ぶべきと判断しました。
INDEPENDENTは演劇環境という側面も持っていると考えています。作品製作のルール(INDEPENDENTフォーマット)が守られていれば、公募やトライアルによって演劇の創り手全てに平等に機会は開かれていて、そこに男女や若手ベテランの区別はありません。魅力的で難しいからこそ挑戦し甲斐のある一人芝居という表現に、誰もが挑み触れる事のできる環境、それがINDEPENDENTです。入り口が平等だからこそ、そこは実力主義の世界で無ければ成り立ちません。
その中でも5年に一度しかないセレクションは「その席が欲しければ、実力で勝ち取るしかない」存在で無ければ目指す価値が無いと思うのです。
野球好きにしか伝わらない例えですが、毎年のINDEPENDENT(レギュラーシーズン)は21世紀枠のある「春の選抜」、「夏の甲子園」こそがINDEPENDENTセレクションです。

では、このラインナップは全作品からの「ベスト10」なのか?と問われれば違います。
また野球で恐縮ですが、例えるなら「ベストナイン」です。各ポジションの最優秀選手を集めたチーム。4番バッターだけで試合はできません。4番バッターを打ち取れる投手がいるし、試合を組み立てる捕手が必要だし、守れる選手も足の速い選手も必要です。
「面白い一人芝居とは何なのか?」「一人芝居の表現の可能性とは何なのか?」「作品で観客に何を伝え得るのか?」をそれぞれのやり方で体現した個性の違う10作品がセレクションラインナップです。
ゆえに選考会議では実力や評価では上位に入っていても、近い表現やジャンルの作品が存在していた場合、このセレクションの席を得る事が出来なかった作品も沢山あります。
だからセレクションを表彰や勝ち負けのような単純な軸で捉えないで欲しいと切に思います。

作品製作オファーや地域版からの招聘で作品や創り手を選んではいますが、作品そのものを創っているのは、俳優と脚本演出家によるチームなので、INDEPENDENT自体の作品とはラインナップの事だと考えています。
どうか、今回のINDEPENDENTのセレクトアルバムが多くの方に楽しんで頂けることを祈ります。

そして夏のセレクションツアー後も続くINDEPENDENTで、「この作品は絶対にセレクション入りだ!」「あの作品は是非選ばれて欲しい」と皆様に思って貰えるような沢山の作品と出会い、5年後また胃の痛い日々を過ごす事ができるのを期待しています。
今回悔しいと感じている創り手の皆さん。もう次は始まっているんです!

セレクションツアー今後の続報にもご期待下さい!

INDEPENDENTプロデューサー:相内唯史

 
 
[大阪]インディペンデントシアター2nd 7/16(木)~20(月祝)
[東京]インディペンデントシアターOji 7/23(木)~26(日)
[仙台]会場後日発表 7/30(木)~8/2(日)
[札幌]ジョブキタ北八劇場 8/8(土)~9(日)
[那覇]アトリエ銘苅ベース 8/22(土)~23(日)
[福岡]会場後日発表 8/29(土)~30(日)
[名古屋]昭和文化小劇場 9/5(土)~6(日)